メーカーの態度


自動車メーカーにとって、ターニングポイントになる技術開発の代表的な例が
排気規制のクリアである。

メーカーの帰趨を決定する重大な技術開発であった時期に日本の自動車メーカーは
体力をつけて技術的に高いレベルに達していて1から取り組むことができた。

世界でもっともまじめな生徒として試験勉強に励む。
欧米のメーカーは、試験を出す教師たちに問題があると騒ぎだし、
最初の勉強に真剣に取り組もうとしないところがあった。

日本人の勤勉さは世界でも評価されている。
いまだに安心のジャパンブランドなのである。
中古車も同様にクオリティは高く、
リース車両も使われている場面は多い。
ヤマト系のヤマトリースが有名どころだ。


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# by kajitsuk | 2015-07-03 16:37

運営のノウハウ


この間、小さい会社の経営経験から、部品メーカーの連合体の組織運営をまかされ、
複雑な組織の運営のノウハウを学んでいた。

そのうえで、デュラントの杜撰な経営方式を見ていたのが役に立った。
そのキャリアは、企業連合であるゼネラルモータースという
大きな組織の経営には適任だった。

デュラントの経営手法のままでは行き詰まると感じたスローンは、
デュラントにゼネラルモータースの組織を抜本的に改めるように
進言した経験を持っていた。
具体的な組織図をくわしくまとめたものを提出したが、結果として無視された。

一方、日本ではリースやレンタルは私たちの生活に欠かせないものとなった。
中には、車もあるし、中古車さえもリース契約できる。

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# by kajitsuk | 2015-06-05 15:49

独立独歩の姿勢


ハイヤット・ローラーベアリング社に技術者として入り、
父親に資金を出してもらってこの会社の社長になった。

ゼネラルモータースのグループに入る前はキャデラックなどにベアリングを売っていた。
デュラントからゼネラルモータースの傘下に入るように誘われたときに、
スローンは独立独歩の姿勢を貫きたかったようだ。

しかし、フォードもゼネラルモータースも自動車用パーツは
自製する方向に進みそうなので、誘いを受けることにしたものだ。

ゼネラルモータースの執行役員に抜擢され、経営会議に出るようになり、
大株主のピェール・デュポンにその能力を認められた。


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# by kajitsuk | 2015-05-24 18:48

「鋳物のチャーリー」


ちなみに、40年間フォードにいて「鋳物のチャーリー」といわれて
ヘンリー・フォードの側近のひとりとなったチャールズ・ソレンセンが
フォードの思い出を残しているが、
こちらは人間関係や車両・生産に関するエピソードなどを紹介していて、
スローンのものとは対照的な読みものである。

スローンが1923年にゼネラルモータースのトップに上り詰めたのは48歳のときで、
もともとは部品メーカーのトップとして
ゼネラルモータースのグループに加わったのである。


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# by kajitsuk | 2015-04-14 16:47

成功ものがたり


経営者アルフレッド・スローンは、
引退してから「ゼネラルモータースとともに」という自身のことを
中心にした著作を残し、どのように考えて経営したかを述べている。

具体的な事項について淡々と述べているその口調からは、
優秀な官僚の作文のようなにおいが立ちこめている。

周到にそう思われる表現を避けているものの、
述べるところはスローンの成功ものがたりである。

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# by kajitsuk | 2015-03-05 17:47